サービス汚染行為の条件と、現在までにサービス汚染行為であると判明しているものを下に再掲します。
【サービス汚染行為の条件】
A. 無差別行為
B. サービス価値低減行為
C. 質的正当行為
【サービス汚染行為】
(0)スパムメール
(1)SPIM(スピム)
(2)SPIT(スピット)
(3)掲示板スパム
(4)トラックバックスパム/コメントスパム
(5)検索エンジンスパム
(6)SNSスパム
(7)SPLOG(スプログ)
(8)広告不正クリック
(9)コンテンツ不正配布
(10)ファイル交換ネットワークスパム
(11)ネットワーク帯域の長期大量消費
(12)リアルマネートレード
サービス汚染行為を分類する観点として、すでに行為の能動性と受動性という切り口を挙げました。能動性を持つサービス汚染行為の場合には、おとり作戦が対策の候補として考えられます。
他の分類の切り口として、行為の相互了解性の有無があります。
(0)スパムメールや(4)トラックバックスパム/コメントスパムなどは送り手が受け手の了解を得ずに一方的に行うサービス汚染行為です。これは相互了解性のない行為と言えます。相互了解性のないサービス汚染行為の第一被害者は受け手になります。
一方、(9)コンテンツ不正配布や(12)リアルマネートレードは送り手と受け手が相互に了解しあって成立するサービス汚染行為です。これは相互了解性のある行為と言えます。相互了解性のあるサービス汚染行為の被害者は、常に行為の第三者になります。
| index | サービス汚染行為名 | 能動性 | 相互了解性 |
|---|
| (0) | スパムメール | 能動 | なし |
| (1) | SPIM(スピム) | 能動 | なし |
| (2) | SPIT(スピット) | 能動 | なし |
| (3) | 掲示板スパム | 能動 | なし |
| (4) | トラックバックスパム/コメントスパム | 能動 | なし |
| (5) | 検索エンジンスパム | 受動 | なし |
| (6) | SNSスパム | 能動 | なし |
| (7) | SPLOG(スプログ) | 能動 | なし |
| (8) | 広告不正クリック | 能動 | なし |
| (9) | コンテンツ不正配布 | − | 有り |
| (10) | ファイル交換ネットワークスパム | 受動 | なし |
| (11) | ネットワーク帯域の長期大量消費 | 能動 | なし |
| (12) | リアルマネートレード | − | 有り |
表を整理していて気づきましたが、行為の能動性という切り口は問題がありますね。行為に関わる登場人物の整理を行わなければ能動性の判断があやふやになってしまいます。